ギリシャ神話の世界を基にしたロールプレイングゲーム。
ヘラクレスの栄光は今はそれほど認知されていないが、シリーズとしては六作目のはず。
以前の販売・開発メーカー(データイースト)から、販売:任天堂、開発:パオンに変わってのリリース。
感想としてはファミコン時代の雰囲気を感じる(日本的に)王道のRPG。
ただ、遊んでみるとわかるが、一つ一つの行動に時間がかかるため慣れるまでは辛い。
具体的には、戦闘のエフェクトが冗長で時間がかかる。
雷が行ったり来たりするだけで数十秒使うのはさすがに。
全体攻撃の処理も個別に行うので、なおさら時間もかかる。
ファミコンのファイナルファンタジー2を遊んだことがある人は、魔法全体化したときの処理を思い浮かべてもらえればよいかと。
シナリオについては、良いというレビューもいくつか上がってるが、「実はこうでした」というキャラクター設定ばかりなので賛否が分かれるかと。
シナリオライターの野島一成さんは、ヘラクレスの栄光シリーズのほか、探偵神宮寺シリーズやファイナルファンタジー7を担当。
これらの作品も、キャラクター設定を色々と付けるといった似たような傾向がみられ、同じように賛否が分かれる傾向が。
設定だけでとにかく進めていくのは彼の芸風なのかな?
良かった点は戦闘の組み立て方。
一人一人の行動順を考えたり、時には無理矢理行動順を変えたりして最適な戦闘スタイルを確立していくのが楽しい。
序盤は魔法などが全然揃っていないためにそうした面白さはないけれども、中盤以降は楽しめるかと。